2022.03.17 介護・福祉について 介護の資格

キャリアアップを目指すなら!?現場で役立つ介護資格

 

介護の資格取得するべき?

介護資格には、初任者研修や実務者研修をはじめ複数存在しています。もちろん介護は未経験や無資格であっても、仕事をすることができます。しかし、介護の資格を取得することで、担当できる仕事の幅が広がる、給料があがる、就職・転職に有利などのメリットが多くなることは言うまでもありません。

今回は介護の資格についてご紹介いたします!

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現場で役立つ介護の主要資格

介護の資格の中でも、介護技術のスキルや連絡相談スキルが向上できる、介護の仕事をする上で取得しておきたい主要な資格です。

資格名称 概要
初任者研修 介護の入門資格。食事、更衣、入浴介助など、高齢者や障がい者に専門的サポートを行うことができる。
実務者研修 初任者研修と比べて習得する知識や技術の幅が広く、さらに専門的な資格。訪問介護の「サービス提供責任者」の任に就くことができる。
介護福祉士 介護分野で唯一の国家資格。介護スタッフを束ねるチームのマネジメントなど、管理者としての業務を行える。
社会福祉士 介護福祉士・精神保健福祉士と並ぶ社会福祉専門の国家資格。福祉の相談援助に関する高度な専門知識・技術を有し、福祉や医療の相談援助の重要な役割を担う。
ケアマネージャー
(介護支援専門員)
介護保険サービスに必要なケアプランの作成をしたり、介護施設入所者のための介護計画などを立てることができる。
理学療法士(PT) 身体に障がいを持つ方のための、座る・歩くなどの基本動作能力リハビリテーションの専門家。
作業療法士(OT) 理学療法よりも応用的な動作能力や、社会的適応能力リハビリテーションの専門家。
言語聴覚士(ST) 言語機能や接触・嚥下機能に関する機能評価やリハビリテーションの専門家。

 

 

各資格の内容

  • 介護職員初任者研修

    介護現場の入門資格といえます。食事、更衣、入浴介助など、高齢者や障がい者にさまざまな専門的サポートを行うための知識と技術を身につけます。養成校での講座を修了し、修了試験に合格することで、修了証明書が交付されます。
    受講するために必要な資格や経験はなく、未経験の方や無資格の方でもチャレンジすることができます。

  • 介護福祉士実務者研修

    初任者研修と同じように、無資格・未経験でも受講することができます。しかし、保有する介護の資格によって、養成校での受講科目が省略されます。講義や演習の内容は初任者研修と比べて幅広く、さらに専門的・実践的な知識と技術を身につけます。養成校での講座を修了し、修了試験に合格することで、修了証明書が交付されます。
    次に説明する介護福祉士になるための「介護福祉士国家試験」を受験するためには、この実務者研修の修了と3年以上の実務経験が必要になります。(実務経験ルート)

  • 介護福祉士

    介護の資格の国家資格です。現場の実務経験を積み、実務者研修を修了した人などが「介護福祉士国家試験」に合格して取得することができます。介護の現場では介護福祉士がリーダー的存在となり、身体介護や生活支援など介護サービスの提供だけでなく、介護サービス利用者やその家族からの相談やアドバイス、介護スタッフを束ねるマネジメントなど、管理者としての業務も行います。
    受験資格として、「介護業務に3年以上従事していて、実務者研修を修了している(実務経験ルート)」「福祉系高校にて定められた科目・単位を取得し卒業している(福祉系高校ルート)」など、いくつかのルートがあります。

  • ケアマネジャー(介護支援専門員)

    介護保険や介護サービスの要であり、介護保険サービスを受ける際に必要なケアプランの作成、介護施設入所者のための介護計画などを立てます。
    受験資格は、社会福祉士、介護福祉士などの法定資格を保有し、その資格に基づく業務経験が5年以上(900日以上)、または介護施設などで生活相談員や支援相談員などの相談援助業務経験が5年以上必要となります。

  • 理学療法士

    Physical TherapistPTとも呼ばれ、身体に障がいを持つ方に対して運動療法物理療法などを行うリハビリテーションのスペシャリストです。病院・クリニックや介護施設などで活躍しています。理学療法士は国家資格で、養成校を修了後、「理学療法士国家試験」に合格する必要があります。

  • 作業療法士

    Occupational TherapistOTとも呼ばれ、理学療法士と同様にリハビリテーションの専門家です。理学療法士が座る・歩くなどの基本動作能力の回復を目指すのに対し、より応用的な動作能力や社会的適応能力を回復させるのが作業療法士の役割です。作業療法士も国家資格であり、養成校を修了し「作業療法士国家試験」に合格すると取得できます。

  • 言語聴覚士

    Speech Therapist(ST)とも呼ばれ、人間にとって重要な「話す」「聞く」「食べる」といった機能に課題を抱える人に対して、専門的な評価やリハビリなどを行うことにより、社会復帰や自分らしい生活ができるよう支援します。養成校を修了後、「言語聴覚士国家試験」に合格すると取得できます。

  • 社会福祉士

    社会福祉士は、社会福祉制度の専門家として高齢者福祉・障害者福祉・児童福祉・保健医療・学校教育など、社会のあらゆる場所で“困っている人”の相談窓口となっています。
    規定の単位か実務経験を積み、年に一回実施される「社会福祉国家試験」に合格すると取得できます。

 

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いかがでしたでしょうか?
上記以外にも、様々な介護の資格がありますが、基本的なステップとして、初任者研修、実務者研修、介護福祉士までは、多くの介護施設で明確な給料水準があるため、目に見える形で給料も上がっていくことでしょう。

また、昇進やステップアップのために必要な資格は、役職が上がることによって給料が上がるという相関関係になっているものが多いです。

 介護事業所の中には資格取得支援制度を設けている職場も数多くあります。

制度には資格取得費用を一部または全部負担してくれるものや、資格取得のために休んだ日を出勤日として換算してくれる事業所もあります。

そのような職場に就職、転職すれば、仕事でスキルを磨きながら資格を取得することが可能です。

自分の理想を明確化しキャリアアップを目指しましょう!

 

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